某月某日
弱者をたたいても、強者にはならない。
確かに、その通りだと思う。でも、どうすれば良いんだろう?
某月某日
大学時代の友人から久しぶりに電話がある。
たいして元気そうでも無いので安心する。妙にテンションが高かったりすると、ホントやばいと思うのだが、あれぐらいグダグダなら丁度良いと思う。
他人の本棚の中身をよく覚えている人間というのが、どれほど一般的なのか知らないが、そういえば、彼は僕の本棚の中身をあきれるほど良く覚えていた。
最近、本やら CD やらを沢山捨てているという話をしたら、「あれは捨てたのか」とか「あれはどうしたんだ」とかいう話をしてくる。俺の本棚を、なぜそんなによく覚えているのだ。
でも、彼が覚えている本というのは、僕の中でもなんとなく捨てにくい本だったりして、痛いところをついてくる。拘り、っていうんじゃなくて、「棘」みたいなものかもしれない。
暫く考えて、で、全部捨てた。
某月某日
[click to snapshots] 牛がないなら羊を食べれば良いじゃない。
ということで、いつ羊丼が出てくるのかと首を長くして(してない)待っているのだが、いっこうに発売の知らせが入ってこない。
仕方ないので、つくってみました。
作り方。
- 塩だれジンギスカンを注文し、さっぱりといただきます。
- 普通のジンギスカンを注文し、スタミナ満点でいただきます。
- 普通のジンギスカンをお代わりし、ご飯を注文します。
- ジンギスカンが焼き上がったら、飯の上に脂ごと載せます。
- できあがり。
えー、すごいシツコイっていうか、もっさりしてる。うまいけど、流行らないと思うわ。
Photo: "羊丼" 2005. Sony Cyber-shot U40, 5mm(33mm)/F2.8
注:ジンギスカン丼だろって?
某月某日
テレビを見ていたら、ハロウィンのカボチャだけを彫るアーティストが居るという。たいしたお金になるとは思えないのだが、彼はそれだけで生計を立てている。(あと、たまに知り合いのチャイニーズレストランの依頼で、スイカに飾り彫りをすることがある、でも、それだけ)
凄い、それで生活できてしまうのか。この人、大統領の似顔絵カボチャが本人の目にとまって、ホワイトハウスにまで招待されたなかなかの有名人らしいのだが、それにしたって、仕事があるのはハロウィンの季節だけ、あまりお金持ちには見えない。
でも、楽しそうにカボチャを彫っている姿は充実していて、凄いなぁと思う。
芸術にジャンルはないし(カボチャだし)、スケールも関係ないし(特大のカボチャに彫ることはあるようだが)、金も関係ない(言うてもカボチャだからね)。好きかどうか、一生懸命かどうか、それぐらいしか、関係ない。
でも、そんなのやっぱり難しいと考えるのだけれど、この人の力の抜けた感じに、僕はいたく感銘を受けてしまったのだ。
某月某日
[click to full size photograph] 大阪城って行ったことないよな。そう思って、行ってみた。
薄曇りの蒸した日で、人影はまばらだ。天守閣の下はだだっ広い公園になっていて、ウォーキングの途中で一休みする人たちが多い。
お城は、びっくりするほど金ぴかで、「とらや」の紙袋みたいな虎の彫り物が貼り付けられている。もともと登ってみる気もなかったけれど、もう十分な気がした。
大阪に来ている、というメールを打って、ベンチに腰を下ろし、カメラも下ろす。
旅先で感じる、ここに人の生活があって、毎日が、ずっと流れているという感覚。自分の周りに流れる日常から抜け出て、違う流れに身を置くからこそ、感じとれる力。僕はこの感覚が大好きで、なんてことのない旅先の街角で、この感じがふと体を駆け抜けると、つい嬉しくなってしまう。
そうやって自分の位置を確認して、また歩き出す。でも、いつか、どこか別の流れの中に行ってしまいたいと思うこともある。
メールが返ってくる。手の中にある、いつもの自分の場所。
Photo: "大阪城" 2005. Osaka, Japan, Contax RX, Carl Zeiss Tessar T* 2.8/45(MM), Kodak 400TX
某月某日
[click to snapshots] 一口食べたレバーペースト
は、どうにも口に合わなかったらしい。
僕の皿に放り投げられてきた。
好きなものと、嫌いなものが違う。それも、いいよね。
Photo: "皿" 2005. Contax i4R, Carl Zeiss Tessar T* F2.8/6.5.
某月某日
[click to snapshots] 持ち歩く荷物を減らしたくて、試しに nano を買ってみた。4GB のブラック。U2 モデルの黒が出たときから、次に買うなら黒がいいと思っていた。
今使っているのは 30GB のタッチホイール(G3かな?)。30G あると、持っている CD(ずいぶん捨てた)の曲は全部入るのだが、ディスク容量的にデスクトップ機の方に sync せざるおえず、ThinkPad の方を常用しているので、なにかと不便。(その点から言っても、iPod with video はちょっと僕にとっては違う商品)
4G の nano ならマスターを note に置けるし、日常的に Podcast を sync したりする気にもなるかと思ったのだ。
手にしてみると、あらためて小さく感じるツルツルした、小さなプレーヤー。だいたい 400曲ぐらい入る、あるいは、しか入らない。(僕は習慣的に 320kbps / AAC / CBRでencode する)そこに、気に入ったものを選んで入れるということが、逆に新鮮。iPod を初めて買ったときは、全部持ち歩ける凄さみたいなことを書いたような気がするのだが、削いでいくという方向が今の自分には良い気がする。
英語のフォントがちょっと格好悪い、という点を除けば気に入った。アルバムの写真を表示させる機能、2000曲も入っていると、とても写真を入れてあげる気にはなれないのだが、400曲(アルバム 30枚ぐらい?)なら、amazon でジャケットを落として、いちいち設定してみたり。プレイリストも吟味してつくったり。
あらためて、自分が気に入って聴いている CD、そしてこれからちゃんと聴こうと思っている CD がどれなのか、選び直す機会にもなった。
iPod nano、大きくしていくことから、自分にとって心地の良いサイズを探っていくことへ。そういう気分に丁度良い。
Photo: "iPod nano" 2005. Sony Cyber-shot U40, 5mm(33mm)/F2.8
某月某日
[click to snapshots] Mac を捨てる、とか書くと、「なんだと、この不届き者!」という声が聞こえてきそうだが、捨てる。
もともとどっかで拾われてきたものを、僕が譲り受けた。最初からインテリアのつもりで、別に使ってはいなかったのだが、ブラウン管モノ一掃キャンペーンにつき廃棄することにした。
念のためデータでも消去しようかと思い、あり合わせの ADB キーボード(なんでこんなものを未だに持っているんだろう、、)をつないで電源を入れるが、、あー、もうダメみたい。
Mac も放っておくと腐るのだ。
Photo: "Macintosh Classic II" 2005. Contax i4R, Carl Zeiss Tessar T* F2.8/6.5.
注:実は、Mac はあと 2台ある。