今日の一言。
2003年 11月の一言 

某月某日
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渋谷、看板の張り替え
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朝の渋谷を歩く。天気が良い。平日のこの時間に何をするでもなく、カップルがうろうろしている。スクランブル交差点は、通勤する人でいっぱいだ。通勤?いったいどこへ?(答え:デパート)

この街では、ショーウインドウに映ったスーツ姿の自分が滑稽だ。まるで出勤するパチンコ屋の店員みたいだな、と思う。(パチンコ屋の店員はスーツで出勤するのかどうか知らないが)



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頭上では巨大な看板に縄ばしごをかけて、ポスターの張り替え作業をしている。漠然と、何か、もっと凄いやり方で張り替えるのかと思っていたのだけれど、そんなベタなやり方で貼るのか。

新しいポスターが貼られ、新しい旗がつけられ、広場の装飾が入れ替わって、次の舞台が整う。この街はいつだってお祭りだから、常に華やかに塗り替えられていく。

得体の知れない汁で汚れた路上に佇む自販機でお茶を買って、飲みながら仕事場に向かう。



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ちょっと早かったせいで、スタッフがあまりいない。急ごしらえで作られた「事務局」みたいなところで、「宣伝」と紙の貼られた椅子に、ぼーっと座っていた。

いかにもな「おはようございまーす!」という声にあたりを見回すと、僕しか居ない。そうか、ここはそっち側のルールが支配している場所か。



Photo: "渋谷、看板の張り替え" 2003. Tokyo, Japan, Contax Tvs Digital, Carl Zeiss Vario Sonnar T* F2.8-4.8/35mm-105.
注:イベントとかコンサートとか、そういう人たちは、現場でなんかよく分からない人にもまず挨拶するというのが基本みたいだ。役割によって、細かく分業されているので、沢山の業者がからむことが多く、まともに紹介し合うこともなく現場は進んでいくことが多い。だから、まず挨拶という部分が大事なのだろう。いくら人数がいても、無理矢理名刺交換から入る文化とは違う。



某月某日
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成功と幸せは違う。

成功は、努力と才能と、そして運に微笑みかける。幸せは、もっときまぐれで、気に入ったものにしか微笑みかけない。

人生は、それほど、フェアではない。



某月某日
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睡眠時間の短さを誇示する 80年代的価値観から脱却できない、業界の皆さんこんにちは、羊ページです。



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2日続けて、電車でちゃんと降りれなかった。僕は、めったに電車の寝過ごしはしないのだが、たまにやると果てしなく遠くに行ってしまう。学生の時は、海まで行ったことがあるし、社会人になってからは、「なんで俺は温泉街に居るんだろう」ということもあった。反対側の電車を待つ気まずさと、その電車の来なさ加減。

今度は、果てしなく旅に出ることは無かった。(終点が近かったからだ)でも、2日続けてというのは、僕にしてはかなりおかしくて、3日目の夜に案の定、体調を崩した。やれやれ。



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このあいだ、テレビ局の人に、


「羊さん、ちゃんと寝てます?」

と言われた。その人に朝の 5時ぐらいにメールしたら、20分で返ってきた。あなたも寝たほうがいいと思うが。



某月某日
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きのこシウマイ 崎陽軒作
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選挙も行ったし、秋冬のスーツも買ったし、何かコジャレおかずでも買おうかとデパ地下へ。ワインセラーのコーナーから、高っかそーなワインを手にして、ロマンスグレーなご婦人が出てくる。ハモンセラーノを量り売りで買いそうな感じ。デフレだ、デパ地下戦争とか言っているけど、美味しくて高いものを、きちんと高く売っているゾーンというのも確かにあるわけで。

瓶詰めのロブスターのビスクスープみたいなやつ、美味そうだけど多分飯に合わない、つーか高い。漬け物マニアとしては、心が動く京都の漬け物ゾーンをスルーして、和食の総菜屋の西京焼きにちょっと心が動く。揚げ物系はちょっといただけないし、予約の取れないレストランのポテトサラダ?ポテトサラダと飯はうまいけどなぁ。

その時、目に入ったのはいつもの崎陽軒。なんでこんなところに崎陽軒が。なんでまたシウマイ買わないといけないんだ。しかし、体が勝手に、、特選シウマイあります?何?あいにく売り切れ?


「きのこシウマイならございますが」

なんだそれ。「いか」の次は「きのこ」か。



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ひとまず、買ってみました。シウマイというのは、全然コジャレおかずじゃないが。

早速食べてみましょう。今回も独特なテイストのパッケージを開けると、大ぶりのシウマイが 6粒。普通のシウマイと同じように、芥子醤油でいただきます。冷たいままなのに、ちゃんと柔らかい食感は、さすが崎陽軒。かのいかシウマイ程のインパクトはなくて、なんとなくしみじみした味。秋だなぁと。肉々感も控えめで、後味は「きのこ」の優しい香りが立つ。いかシウマイと同じで、おかずというより、前菜・点心という感じ。ほんのり椎茸が入っているので、椎茸が敵の人はやめた方がいい。

あと、一人で一箱食べると、飽きると思いますね。(シウマイマニアとはいえ)俺はちょっと飽きた。



Photo: "きのこシウマイ 崎陽軒作" 2003. on the table, Japan, Sony Cyber-shot U10, 5mm(33mm)/F2.8, JPEG.
注:11月 30日までの限定販売です。



某月某日
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食べ残したアンパンマンの顔はどうなるんですか?

という疑問さえ、google に聞けば分かってしまう昨今。いったい、ここに書いている文章の、何が、目新しいと言えるのか。全ては、既に提示された疑問と、既に論じ尽くされた答えではないのか。

とか、書いてみる休日。



注:自分で調べるか答えに飛びつくか、それが問題。



某月某日
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選挙だ。前回は、確か「コリン・パウエル」で投票したわけだが、今回はどうだろう。

そう言えば、いつのまにか政見放送が様変わりしていて、政党がつくったビデオとかいう痛々しいものが流れていてびっくりする。有権者というのがまた幅広いので、どんな層にターゲットしていいのかまるで分からないという、その苦しさがよくよく出ている変なビデオ。

先進っぽい雰囲気にしたいけど、保守的な安定感も欲しいし、世界をアピールしたいけど地場の文化の大切さも欲しいし、家庭も大事だし平和も落とせないし、あと若さと元気だけじゃなくて肩書きもちゃんと入れないとイヤだ。みたいな。ビデオをつくらされた代理店の担当者は、さぞかし辛かっただろう。やっぱりダサメにつくれとか、そういう指示もあったんだろうか。(そう信じたい)



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道ばたの選挙カーから、「お母さん、ありがとうございます!」と声かけられてる光景の寒々しさ。雨の中、両面テープと画鋲で淡々と候補者の写真を掲示板に貼っていく支援者の腰痛。選挙特番用のテロップや、グラフを作らされてるテレビマンの寝不足。こんなイベントで、実は自分達の国の行く末が変わってしまうという事実の、奇妙。

やはり、未来を託せるのは「ラムズフェルド」だけか。(あの邪悪な笑顔がカッコイイね)



注1:かた‐がき【肩書】1. 氏名の右上に職名・居所などを書くこと。 2. (名刺などで、氏名の右上に記すところから) 地位・身分・称号などをいう。「―が付く」 3. 犯人・容疑者などの前科。#―‐つき【肩書付き】[株式会社岩波書店 広辞苑第五版]
注2:この文章は、2003年 11月 9日 午後 8時 選挙終了後に更新されました。



某月某日
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マンハッタンラブストーリーを見ながら部屋で黒豆を食べていると、神聖なるテンピュールマットレスの上を、でかいゴ(以下略)がこちらに向かってやってきた。ありえない。

薬剤とか、農薬とか、化学兵器とかはキライなので、殺虫剤の類がない。もはや、手づかみか、、はちょっといやなのでビニール袋で。しかし、速い、速すぎる。数分間追い回して、足数本を奪うが、物陰に逃げ込まれた。

どこだ、見つからない。恐らくは、動かしにくい自作サーバ(25kg)の後ろか、ステレオ(50kg)の後ろか、あるいは本棚(不明kg)か。見えねぇな。



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このまま、奴と一緒に夜を過ごすのか。あるいは、なにか化学的な対抗手段を買いに行くか。でも、結局一番効くのはホウ酸団子なんだよな。夜中に団子作るのか?だいたい、ホウ酸なんて夜中に売ってるのかよ。

気休めに、屋久杉線香を灯す、煙っ。そのままテレビを見ていると、部屋の隅に気配が。奴だ、燻り出されてきた。本当に効くとは思わなかったよ。さて、、。



注:勝負、勝ち。



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