今日の一言。
2003年 7月の一言 

某月某日
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友人曰く、結婚すると、炊飯器が 2つになってしまうらしい。あまった炊飯器を誰か引き取らないか?という話。

セラミック鍛造厚釜ならもらう」
は分かる。

VEGAエンジンが入ってればもらう」
は、分からなくはない。

残り湯で炊けるならもらう」
ホントか?(どこか商品化してみませんか)


某月某日
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小鰭と鯛の鮨
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美味しいものについて書かれた、ちょっと昔の本というのは面白い。今の、商業主義にどっぷりひたった、世知辛いグルメ本みたいなものと違う、もっとマニアックで、好きでやってるぞみたいな、そういう感じ。



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たとえば、池波正太郎の「散歩のとき 何か食べたくなって」は良い。

池波が若い時分から親しんだ、日本各地の食べ物について、実に楽しそうに書いてある。作者に失礼な気もしてしまって、ここに書いてある店にどんどん行こうという気分にはならないが、(値段もあまり安い店ではないし、代替りもしているし、、)池波のリズムの良い食物談義は、読んでいるだけで十分楽しい。ちょっと気取って、ふらふら一人でどっか新しい店を開拓に行ってみたくなる。



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それにこの本、巻頭についている料理の写真がなんとも格好良い。京都松鮨の川千鳥、みの家の桜鍋、村上開新堂の好事福廬。正確無比な写真というわけではないのだけれど、70年代の色合いというか、その時代の雑踏みたいなものが、そこにはある。

もうちょっと日本が若かった時代の、そういう空気の漂う写真。自分の記憶にあるわけがないのだけれど、最近、そういうものが妙に懐かしく感じる。



Photo: 2003. "小鰭と鯛の握り" Tsukiji, Tokyo, Japan, Contax Tvs Digital, Carl Zeiss Vario Sonnar T* F2.8-4.8/35mm-105, JPEG.
注:「散歩のとき 何か食べたくなって」, 池波正太郎, 新潮社, 1981.



某月某日
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飛行機の窓
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Boeing 747 の滑走距離は思ったよりも全然短くて、ふわっと飛び立った。

飛行機の力で世界はずっとはやくつながって、年老いる前に世界のいろんな所にいけるようになった。前はとても凄いことだと思った。でも今は、こんなものに乗らないといけない、人間の不自由さを感じる。



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シートの前に入っている飛行機会社の読み物は、いつも面白い。写真も綺麗だし、なにより役に立つ内容がまるで無いのがいい。今月の skyward はチュニジア特集。メディナのタイル工芸とか、そんな記事。太陽の色が違うから、写真だって全然違う。こういう所で写真を撮りたいと思う。

かと思うと、ハワイのクア・アイナの創業者の話とかも載っている。厚切りのベーコンが入ったアボガドバーガーはおいしそう。そういえば、昼飯を食べていない。飛行機に間に合わなそうだったからだ。



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機体はいつの間にか高層にたどりつき、雲はまったくなくなって、空は綺麗なツートンカラーになっている。機内ではいきなり、ビンゴゲームがはじまった。なんだそれ。ビーチで使える景品があたるらしい。生まれて初めての、高度 1万フィートのビンゴ大会。無論、全部はずれ。考えてみれば、このところ仕事でしか飛行機に乗っていないな。

空の色が濃くなって、しばらく忘れていた「南国の色がかかって」きた。一つ席が空いて、隣の女の人はずっと寝ている。ひどく疲れているようだ。

ぼそぼそと文章を書いたり、ためてしまったメールを読み返したりしていると、飛行機は高度をさげ、雲が近くなってきた。梅雨前線の影響で、今日は機体が揺れそうだと言っていた。でもあまり揺れない。設計のマージンが大きいのか、あるいは電子制御が良く利いているのだろうか。



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沖縄にいくのは、7年ぶり。何が変わっただろう、多分、僕の方がずっと変わったのじゃないかと思う。

機体が高度を下げ始め、少し海面が見えた。気圧の変化を感じたのか、どこかで子供が泣き出した。窓から見上げると、成層圏に向かう空は暗く夜の色だ。そして真ん中にやわらかい大気の水色、眼下には熱帯特有の沸きあがる積乱雲の頭が見える。

南に、来た。



Photo: 2003. Japan, Sony Cyber-shot U10, 5mm(33mm)/F2.8, JPEG.



某月某日
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夏の朝
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深夜。店はそれほど混んでいなかったから、いつもの一番奥のカウンター席を用意してくれた。もう、食べた後だったからガルフ・ストリームから頼むことにした。



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今日は一人の客が多かった。皆がかってに、面白かった映画の話をして、わいわい騒いでいる。


「ラップは嫌いだけど、8 Mile は面白かったよ」

実際面白かった、Brittany Murphy も可愛かった。期待しないで観たのだけれど、テンションが高くて、絵も綺麗だった。



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店長がカウンターの隅で煙草をふかしている。

「なんで皆バーに行くんだろう?」
「面倒くさい付き合いはしたくない、でも寂しい。だからこういうお店で、たまたま会った人と話をして、、その場が楽しかったらそれでいい、みたいな」
「、、ん、、」
「寂しいことかもしれないけど、そういう時代になったんだと思う。バーもだんだん変わっていくんですよ」



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外に出ると、すっかり夏の朝だ。店長が店の外まで送ってくれた。

それほど酔っていなかった。街は寝ていて、空気はまだ新鮮だった。



Photo: 2003. Japan, Sony Cyber-shot U10, 5mm(33mm)/F2.8, JPEG.



某月某日
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アロマランプ
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南の島でつくられたアロマランプは、意外に柔らかい光り方をしていい感じ。ドンキで買ってきた怪しいサボテン・ランプは置き換えられてしまった。



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羊ページ管理者は、健康グッズや癒しグッズが大好きだが、最近は香り系に注目している。屋久島でお香と間違って買ってきた、「仏壇用」屋久杉線香も、そろそろなくなってきたし、何か新しいモノが欲しい。

で、今更ながら、アロマテラピーを試してみることにした。早速、午前2時に楽天市場にGo。真夜中の衝動買いにこれほどよい場所は無い。お金で買えない価値がある、買えるものは楽天市場で。家に帰る時間には、飲み屋だって閉まりがち、という人間には便利だ。



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香油だけ買えば良いのかと思ったら、ランプを買わないといけなかったり、スポイトは別売ですとか、意外とめんどくさい。一瞬挫折しそうになったが、香油がいろいろあってなかなか面白かったので、頑張って注文した。そういえば柑橘系の香りは、睡眠を誘発するらしい。いつも寝不足で眠いのだから、別に意味は無いが。

実際使ってみると、梅雨時は湿度が高くてなかなか香りが立たないとか、こんなにランプが明るかったら寝られないじゃないかとか、いろいろ問題はある。が、まあ、柔らかい光りの中、ほのかに立ち上る香りはなかなか良い。

それにしても、説明書によればこのランプは何かの木の皮で出来ているらしいが、それは、いったいどんな木なんだろうか。



Photo: 2003. Japan, Sony Cyber-shot U10, 5mm(33mm)/F2.8, JPEG.
注:一部の方にはアロマグッズと間違えて、かの仏壇用線香をあげてしまった。気が付かないフリをしてくれたあなた、ありがとう。



某月某日
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マナルのトレー
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プレミアムマックを食べてみようと思って、マナルに入ったら、普通に終わってた。レギュラーメニューじゃなかったのか。

仕方ないので、ビッグマックを食べる。セットで頼んだら、


「サイドディッシュは何になさいますか?」と来た。お前の店は、いつからそんなもんを出すようになったんだ。普通に、イモをつけておけ、イモを。



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食べ始めて、全然腹なんかへってなかったことを思い出す。

それにしても、うまくない。まずくはないが、ぜんぜんうまくない。



Photo: 2003. Tokyo, Japan, Sony Cyber-shot U10, 5mm(33mm)/F2.8, JPEG.
注:マナル、日本マクドナルドに関し、関東のマックと関西のマクドという略称論争に終止符を打つ最終回答。



某月某日
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新宿サザンテラス
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テレビの朝の番組というのが、どうも好きになれない。

時間にせかされながら、毎日同じ事の繰り返しだった、義務教育の頃を思い出すからだ。毎日見ていると、だいたい


「あー、このコーナーがはじまったからトイレにいかなきゃ」
とか、
「げげ、これでは遅刻だ」

とか、分かるようになってくる。お天気のコーナーが終わるやいなや、家を出て、坂道の続く駅までのコースを歩き、決まった電車に乗って、いつもの友達と待ち合わせて、、。

そういう、決まり切った儀式みたいな毎日が、あまり好きになれなかった。



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だから、今はラジオとか、CDとか、あんまり朝っぽくない関係ないものを適宜聞いたりしている。こっちの方が、よほど快適だ。なんで機械的にテレビをつけていたのか、よく分からない。



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ちなみに、CNN で American Morning という番組をやっていて、テイストがまったくもって「ズームイン朝」であることに驚く。司会者の後ろがガラス張りになっていて、外の通りがそのまま写っているのまで同じ。

こんなものを見ながら、朝のコーヒーをすする生活、というのがきっとアメリカにはあるのだろうな、と思いながらたまに見ている。

ちなみに、日本で見るとだいたい夜の10時ぐらいからのオンエアなので、違和感たっぷりで楽しい。なんでお前ら、そんなに朝なんだよ、と思う。



Photo: 2001. Tokyo, Japan, CONTAX T3 Carl Zeiss Sonnar T* 2.8/35, Kodak EBX.
注:もはやズームイン朝って、名前が変わっているんですね、、それぐらい見てないということだが。



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