今日の一言。
2003年 1月の一言 

某月某日
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光る亀
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なんで、こんな所にいるんですか?
ケロケロ

ここは、トイレですよ?
甲羅、明るいでしょ

まあ、そうですけど。
ケロケロ

第一、あんた亀でしょ。なんでケロケロなのさ。
いいじゃん

、、。よく見ると綺麗かも。
ケロケロ



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バーのトイレに置いてあった、亀ライト。



Photo: 2003. Tokyo, Japan, Sony Cyber-shot U10, 5mm(33mm)/F2.8, VGA.



某月某日
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光るチレ
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メキシコ生活が長かった友達を、その「なんちゃってメキシコ風」のバーに連れて行くのは少々気が引けたが、まあ、ネタとして面白いのではないか、ということでいってみた。

このあたりの街は、学生が多くて落ち着かないが、この店はちょっと大人でないと来ないみたいだ。漆喰でメキシコ風につくられた店内には、茅葺の屋根や、それっぽいサボテンがあしらわれ、なんとなく適当につくられていて居心地がいい。チレの形をした電飾がクリスマスでもないのに、チカチカ光る。



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小学生時代の大半をメキシコで過ごした友人と、日本国内の学校を転々とした僕。二人とも昔馴染みの友達、というのはあまり居ない。だから、たまたま出会って 6年になろうとする僕達の友情は、とても大切だと思っている。

彼と二人で飲むのは、ほんとうに久しぶりで、話すべきことは沢山あった。僕達は怪しい味のテキーラ・カクテルを飲みながら、これまでのことと、これからのこととを話した。



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、、ところで、この店のメキシコ風はどうなんでしょう?


「う〜ん、日本だと饂飩屋とかで、和服で運んでくる所とかあるでしょ。なんか過剰っていうか。ああいう感じ」

なるほど。



Photo: 2003. Tokyo, Japan, Sony Cyber-shot U10, 5mm(33mm)/F2.8, VGA.
チレ:唐辛子のこと。



某月某日
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公園の白い砂
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冬の公園の土は、カラカラに白く乾いていた。

風景は、遠くにある昔の色を見ているようだった。小さいときに見た、校庭の埃っぽい砂。

やがて、春が来るさと思っていた。そうしたらまた、緑の斜面を走ればいい。それが、ずっと繰り返されて、ずっと続くと思っていた。



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今だって、そう思っている。人は年をとる、ということは少し分かった。その悲しさを少し感じた。でも、やっぱり季節はかわり、春は来る。

大人になると、放って置いたら忘れてしまうことや、感じられなくなってしまうことは沢山ある。見なくなる、聞かなくなる。ふと、自分がなにをしたいのか、探すことも諦めてしまいそうになる。そうならないように。



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そして、羊ページも1月21日でまる 7周年。振り返ると、沢山の文章があって、写真があって。

これまで支えてくれた読者の皆さんに感謝。そして、改めて、よろしくお願いします。



Photo: 2003. Tokyo, Japan, Sony Cyber-shot U10, 5mm(33mm)/F2.8, VGA.



某月某日
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鹿の朴葉味噌焼
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「この前、初めて鹿を食べたんですよ」
なるほど。
「そしたら、凄く美味しくて、それ以来鹿を見る目が変わっちゃったんです」
はあ。
「テレビとかで鹿がいても、じゅるじゅるって感じです」
、、。

ということで鹿を頼んでみた。



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確かに鹿はうまい。脂の少ない野の物だから、バクバク食べてもなんとなく体に良いことをしたような気になる。それに、こういう食べ物は、人の体を芯から元気にする。

彼女が動物としての鹿を、どんな目つきで眺めるのか僕は見たことがないが、目の前に出てきた鹿の輪切りを幸福そうに眺めている様は、見ていて嬉しくなる感じだった。

まあ、僕は動く鹿の姿を見ても、「美味しそう」とかは思ったりしないが。



Photo: 2003. Tokyo, Japan, Sony Cyber-shot U10, 5mm(33mm)/F2.8, VGA.



某月某日
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看板
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アンナミラーズはケーキ屋ではあるけれど、ちゃんとハンバーガーやサンドイッチを食べたいと思った時に意外と良い。



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場所柄、そのアンミラの客の大半はビジネスマンだった。ランチメニューのベーコン・チーズ・ハンバーガーは、齧るとちゃんと熱い肉汁が滴った。(というか、熱すぎ)

テラス席のほうに、4人の子供たちがいた。彼らにはお子様ランチが(そんなメニューがあるのだ、意外にも)用意され、近くのテーブルでは保護者とおぼしき母親が 3人、別メニューを食べている。子供は子供同士、勝手にやりなさい、という訳だ。



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親も子供も、なにかのお出かけの帰りだろうか、ちょっとだけ余所行きの格好をしている。

そして子供たちは、面白くもなさそうに、お子様ランチを食べていた。炒めたスパゲティーも、星条旗の旗の付いたケチャップライスも、特に感慨を沸き起こすものではないみたいだ。


「外食は手抜きってのが、バレてるんだよな、、多分」と友達が言う。お子様ランチが嬉しくないなんて、、。



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淡々と食べ終えて、子供たちは広場のほうに遊びに行ってしまった。緑色のメロンソーダは、半分残ったままだった。



Photo: 2003. Tokyo, Japan, Sony Cyber-shot U10, 5mm(33mm)/F2.8, VGA.
注:自分がお子様ランチを喜んだのか、実のところよく覚えていない。(旗は嬉しかったような気がする)もしかして、お子様ランチ=嬉しいというのは、サザエさんによって刷り込まれた擬似記憶なのか?



某月某日
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看板
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寒い冬の朝。

林の中で焚き火を囲み、暖を取る甲冑姿の農民。繋がれた馬達は、風上に尻を向けて寒さをしのいでいる。

時代劇映画の撮影で、出番待ちをするエキストラ達の風景だ。当時助監督だった黒澤明は、その光景を見て、こういうシーンこそ撮りたい、と思ったそうだ。その時代の、日常のリアリティーを撮る。映画だから出来ることだ。



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映画は万人には撮れないが、僕達も僕達の日常の中で、「美しい」「カッコイイ」「面白い」と思ったシーンに出会うことができる。そして、その感性は、映画監督のそれと、さしてかわるものではない。(まったく違うとすると、僕達は映画を面白いとは思えないはずだ)

そして、そんなシーンを目に焼き付けるばかりではなくて、思うままに切り取っていけたら楽しい。Cyber-shot U10 を数日使ってみて、これはそんな用途にぴったりだと思った。何かを探しにいく、というのではなくて、偶然出会って目にしたものを、少しだけ持ち帰る感じだ。

あ、この看板キレイ。

それぐらいのもんで。



Photo: 2003. Tokyo, Japan, Sony Cyber-shot U10, 5mm(33mm)/F2.8, VGA.



某月某日
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今年、まっさきに配達されてきた年賀状は、アメリカンファミリー生命保険からの年賀状だった皆さんこんにちは、羊ページです。



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僕自身は、年賀状をまったく出さなくなってから 3年ぐらいになると思う。出さない、と決めてしまったら、年末年始の妙なプレッシャーがなくなり、同時に、やることもなくなった。地方の田舎に帰省するとか、そいういうこともないので、やることがない。

こちらから年賀状は出さなくても、律儀に送ってきてくれる人たちもいる。多くは夫婦ものの人。やはり結婚は、そいうい「社会通念」を養う場合が多いのだろうか。



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そういえば、とある後輩から年賀状が来た。

僕の勤務先に年賀状という習慣は多分無いと思うし、先輩に年賀状を書くほど面倒なこともない(と僕は思う)ので、偉いなぁと思う。

僕が年賀状を書くことを諦めた理由のひとつに、一枚一枚にコメントを考えるのが、たまらなく面倒くさいということがある。まして、先輩に向けての一言なんて、そんなにあるものではない。まあ、大学生あるいは社会人ともなれば、文面が思いつかない場合には「今度、飲みに行きましょう!」とでも書いておけば、そつなくお茶も濁ろうというものだが、この後輩はそのかわりに、わけの分からないことを書いてきた。


「また二郎に行きましょう」


嫌だ。


注1:二郎 正式名称ラーメン二郎。その圧倒的なボリュームとしつこさは、二郎は二郎という食べ物であって、ラーメンではない、と言わしめるほどのもの。絶対喰いたくない、という人がいる一方で、熱烈な信者も多い。詳細はここを参照のこと。



某月某日
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もち
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2003年からお越しの皆様はじめまして、以前からお越しの皆様こんにちは、羊ページです。

ちなみに、羊ページは 12年前にはじめたページでもなければ、ブームを見込んで今年からはじめたページでもありません。まあ、どうでもいいですけど。



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新年のフレッシュな画像を早速アップしようかと思ったけれど、外は真っ暗。神社も遠いし、なんも撮るものない。

正月っぽいもの、、。羊は、飼ってないし。

しかたないから、鏡餅でも撮ろうかと思ったら、玄関暗くて撮れない。照明のあることろにもってきたら、あせって右足の薬指を柱にぶつけた。それにしても、なんかこの鏡餅はバランスに難があるな。



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何?新年丁度に、デジカメで撮ってアップできるわけないだろ?その鏡餅は去年の画像じゃないのかって?

けっ、それが大人の世界なんだよ。



Photo: 2003. Japan, Sony Cyber-shot U10, 5/2.8(33), JPEG.



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