某月某日
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「茶碗夫婦」に女の子が生まれた。僕は先週、奥さんのために、蝉の鳴く比叡山で安産のお守りを買ったのだけれど、それを贈る暇もなく生まれた。僕はどうも、贈り物のタイミングを逃しがちだ。
もう一人の友達と、子供が男の子だったら名前は「ムサシ」にしよう、と勝手に決めていたが、女の子の名前はまだ決めていなかった。良いのが思いつかなかったのだ。
茶碗夫に「ムサコにする?」と冗談で訊いてみたが、嫌そうだった。
電話口の茶碗夫に、僕は「おめでとう」と言った。彼は「ありがとう」と答えた。
僕も、彼も、こういうことは、はじめてだったから、なんと言えばいいのかよく分からなかったのだ。世の中には、多分、こういう場合にふさわしい言い回しみたいなものがきっとあるのだろう。
どうでもいいことだけれど。
Photo: 2002. Kyoto, Japan, Contax RX, Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 35-135mm/F3.3-4.5(MM), Kodak EB-2, F.S.2,
某月某日
最近、MTV でオジー・オズボーン一家の日常を垂れ流す、という番組をやっている。これが面白くてしょうがない。オジーは、ヘビーメタルの重鎮だ。コンサートのリハーサルで、舞台セットにシャボン玉が浮いているのを見て、
「俺は邪悪なるオジー・オズボーンだぞ、シャボン玉だけはやめてくれ、それはノーだ!」
と叫んでいた。メタルは、邪悪でなくてはいけない。暗黒のミサ(ちょっと違うが)の場に、シャボン玉なんて浮いていてはいけないのだ。
オジーは、無論、ミュージシャンとして大きな成功をおさめていて、それはそれはでかくて豪華な家に住んでいる。そして、ティーンネイジャーの息子と娘がいる。親に隠れて刺青を入れた娘を、オジーが叱る。
「俺が若いときは、刺青にばい菌が入ってタイヘンな目に遭ったんだぞっ!」
刺青だらけの両腕を振り回しながら、オジーが娘を叱っている。メタルの子育ては、タイヘンなのだ。
注1:「THE OSBOURNES(オズボーン一家)」は CS/CATV の MTV で放送中。
某月某日
そして名古屋に来た。羊ラジオの放送のためだ。(それだけじゃないけど)
晩飯に入った焼肉屋は、やはり味噌ダレであり、焼きそばは味噌味であり、ひつまぶしビビンバには鰻が入っていた。ひつまぶしビビンバ、、。
転勤で名古屋に来ている友人が、ぶつぶつ言っている。
「やっぱり焼きそばはソースだよ、、」
ということで、放送してみた第一回羊ラジオ。予想外に多くの方に聴いていただきました。ありがとうございました。
注1:ひつまぶしビビンバ:ビビンバの具が鰻という、ひじょうにコッテリとした品。焼肉と一緒に食べるのは果たして、、。