今日の一言。
2001年 11月の一言 


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    空気公団

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道路公団、地下鉄公団、公団もいろいろあるけれど、今日紹介するのは空気公団。

このアルバム「融」が、メジャー 1作目ということで、あんまり有名なグループではないと思う。僕もケーブルテレビの CM でちょっと見かけて、そのあんまりなバンド名に「やられた」と思ったのが初めてだった。

女性 3人、男性 1人の摩訶不思議なメンバー構成。お話、みたいな歌詞。ピアノと、オルガンと、ギターの、ちょっと変わった編成。なんだろう、ジャンルは POPS だろうか。少なくとも、CD 売り場ではそのように分類されている。



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妙なヘタウマバンドではないけれど、なんというか悪い意味ではなくてプロっぽくなく、無理矢理感動とか、こみ上げる共感とかそういうのでもない。例えるなら、学校の時の友達が出したアルバムが届いたような、しかも、その娘のことをちょっと好きだった、みたいな感じ。

普通の感覚、普通の感じ。

ちゃんとした音質とクリーンなミキシング。意図されたアナログ感覚とか、生活感とかは、あくまでバランスしていて、破綻の中に芸術があるとか、そういうのではない。僕的に、それはとても気分がいいレンジだ。

空気公団、いいね。



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追加情報:マスコット??のグリンピース君は、これ に似ているような気がするのです。兄弟?



Photo:2001. Sumida-River, Japan, CONTAX T2 Carl Zeiss T* Sonnar 2.8/38, Fuji-Film RHP III, F.S.,
解説:月島あたりから、隅田川はかちどき橋方面を望む。都会でも、こんなに空が綺麗なことがあります。
注1:いつのまにか、メンバーが減って、3人になってました。



  1. お手紙
  2. 夕暮れ電車に飛び乗れ
  3. たまに笑ってみたり
  4. 動物園のにわか雨
  5. 田中さん、日曜日ダンス
  1. ビニール傘
  2. 線の上
  3. 遠く遠くトーク
  4. うしろまえ公園
 
Masterd by 小島康太郎
TOY'S FACTORY TFCC88178


某月某日
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雨の原宿。まだ、晩冬の頃だったか。

某所にある、定食屋っぽい飲み屋での送別会。その頃、オフィスが移転することになって、オフィスビルの警備のおっちゃんの送別会をやった。いつも残業で遅かった僕たちは、見回りに来る彼と仲が良かったのだ。その店は、おっちゃんの馴染みの店で、とにかく銀鱈の焼いたのが旨い。まあ、それは本題ではなくて、、。

帰りの JR 原宿駅で、謎のポスターが張り出されていた。


「すいか?」

JR らしからぬコンセプトのポスターには、スイカのような物体と、何故かペンギンがプリントされていた。ようは、非接触型改札システムのことだと理解してからもなお、僕はペンギンと「スイカのようなもの」の微妙な関係に思いを巡らさざるおえなかった。う〜む。



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それから半年あまり、いよいよ Suica が本サービス開始。JR をあまり使わない僕にとっては、たいして意味はないし、そんなもん導入するぐらいなら運賃下げろとか、パスネット と統合しろとか、時差回数券を導入しろとか、まあ、いろいろ言い分はあるのだけれど、何が気になるってあのペンギン。しかも蓋をあけてみれば、テレビ CM では、僕の尊敬する数少ない芸能人 なぎら健壱 がペンギンを演じて(被って)いる。それだけで、この際積極的に、Suica を導入していきたいと思っているのである。

僕としては、あの品川駅とおぼしき改札で(違うかな?)なぎらペンギンに Suica の使い方を教えて欲しい。タッチ&ゴーだ。



注1:Suica は、首都圏の JR のみでの導入だそうです。



某月某日 突堤#2
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突堤の縁に立って、打ち付ける波を見つめている。夕日が沈んだばかりの海面には、未だ暮れきらない明るさが残る。

恐い。薄暮の中、鉛色の液体が、ザブザブと蠢いている。冷たい手、致死のものがすぐ足許に横たわっている。

小さい頃、光の漏れるエスカレーターの隙間が恐かった、ホームから眺める線路にも、死の影があった。今、それらは恐くない。でも、コンクリートにばっさりと切り取られた海は、恐い。



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ここには一人で歩いてきた。思うに、突堤は一人で来た方が良い。吹く風は、やがて全てを離ればなれにしてしまうから。



注1:2001. Fukuoka, Japan, CONTAX T3 Carl Zeiss T* Sonnar 2.8/35, Fuji-Film RHP III, F.S.,
注2:とっ‐てい【突堤】 陸岸から海中または河中に長く突き出た堤防状の構築物。港・湾では防波堤とし、河口では水深を維持するための防砂堤とし、海岸では人工的に砂浜を作るために用いられる。[株式会社岩波書店 広辞苑第五版]



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