
友人プチ氏の誕生日を祝うため、皆が集まったのは日付も変わった午前1時。プレゼントを用意しなくてはと、近くのコンビニに入って品物をあさるが、なかなか良いものがない。
携帯酸素とか、普通に役に立ってしまいそうだし。
そこで目に付いたのが、レジの後ろに置いてあるセルDVD。そう、買ってる人を見たことがない、レジの後ろに置いてあるセルDVDだ。
その微妙なラインアップの中で、際だつのが、ほしのあきDVD。全会一致でもう、これしかない。これにしよう。で、誰が買うの?俺が買うの?いや、金は出すけど。みんな何で遠ざかるの?独りにしないで。ちょっと、、。
「すいません、あのDVD下さい。ほしのあきのDVDです。そ、その右にあるやつ、それそれ、ほしのあきです、それ、そう。」
アンタがコレ買うのかよ!という目で背広姿の僕を見つめるパンクロッカー風の店員がなかなか良い感じだった。言ってみれば、この仕打ちに耐えることそのものが、プレゼントであると言っても良いと思う。これを贈られたプチ氏は、心して鑑賞いただきたく。
2006年5月 のアーカイブ
ほしのあきDVD
2006年5月28日 日曜日
新橋のドイツ料理
2006年5月15日 月曜日

ドイツ料理というと、どうも敬遠してしまって、滅多に行かない。というか、永らく行ったことが無かった。
ビールジョッキを片手に、肩を組んで客が合唱していそうで怖い。
昔挑戦しようとしたことがあったのだが、事実、重々しい木扉の向こうから、それっぽい合唱が聞こえて、逃げたこともある。
新橋ガード下。高いばっかりのモツ焼き屋はどうでもいい。ここにあるドイツ料理屋がウマイとは。しかも、安いし。
空き地
2006年5月14日 日曜日
路地を見ると、建物がなくなっていて、ガランとした空き地が広がる。
そこに何があったのか、毎日目にしていたはずなのに、思い出すことができない。意外と、簡単に忘れてしまう。
それはそれで、良いのかもしれないし。
忘れられないものだって、あるし。
黒澤明「乱」
2006年5月10日 水曜日
黒澤明監督の映画「乱」をたまに見る。全部は見ない。城攻めのシーンだけを見る。
この映画は、紛れもなく、エンターテインメントだ。でも、ホンモノだ。
格調高いというのではなくて、ホンモノ、なのだ。色が。流れる血は、ヨーロッパ中世の食人画のような赤。夜の闇を横たえたような、土の黒。
文化の重さ、というか、一朝一夕にはできんな、これは、という画が続く約 15分。
世界のどこの文化でもない、日本の文化、が生んだ映画だと思う。
黒澤が言っていたことに、とにかく本(脚本)を書かないとためだ、ということがある。映画をつくりたい、というのに、最初からたいそうな設備もス タッフもいらない。わら半紙と鉛筆があれば、本は書ける。それをやらないとだめだ、と言う。確かに。しかし、それが出来る人間は、そうは居ないのだと思 う。
entertainment: 2a 楽しい気晴らし(を与える[得る]こと), 慰み, 娯楽; 《劇場・サーカスなどでの》見世物, 催し物, 興行もの, 余興, 演芸.[株式会社研究社 リーダーズ英和辞典第2版]


