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2008年1月 3日

掃除機界のメルセデス・ベンツ

Amazon限定 Miele 掃除機 Blue Lagoon(ブルー ラグーン) S4210+ダストパックセット掃除機を買うにあたり、まあ、またダイソンでも買うかと思ったわけだが、デザインはともかくとして実際につかっていくと「どうなんだコレ?」と思う点も無くはなかった。

ダイソンの不満点はおおまかに言えば以下の3つ。

結構、掃除機としては問題だな。
そこで、あれやこれや探していくうちに、ついにこれはと言う一台に出会った。曰く、「掃除機界のメルセデス・ベンツ」こと「ミーレ(miele)」。

別に、メルセデスが好きなわけではないが、「掃除機界のポルシェ」とか、「掃除機界のアルファ・ロメオ」ではとても掃除どころではなさそうなので、メルセデスが良いだろう。どこで買うと安いのかと探っていくと、実はamazonで買うのがフツーに安かったりする。

で、やって来た。箱はでかい。マニュアルは、怪しい。とはいっても、家電なので、セットアップはそう難しくない。ただし、説明用のイラストは、いわゆる「欧米系マニュアルのアレ」なので、分かりにくい。アクセサリ類をハンドルにつけるマウント部品の取り付け方を誤解して、危うく破壊するところだった。(外国製品は、力業で取り付ける部品もあるという認識なので、つい無理をしてしまう。)

取り出して、組み立ててみた第一印象は、とにかく「ごつい」。ダイソンが民生用というか文房具っぽいのに対して、ミーレはまるで業務用だ。噂通り、重いしでかい。一つ一つの部材がしっかりしている。床掃除用の延長管はステンレス製だ。そして、実際に動かしてみても思うが、確かにこれは、凄くまじめにつくられた、掃除機だってこと。いわゆる、フツーの家電掃除機がおもちゃに見える。

それはさておき、まずはダイソンの不満点がどう改善されているかというと、

使ってみての感想は、基本性能の高さに感心した、ということ。丈夫さ、パワー共に余裕がある。日本製家電にありがちな、何とかローラーでお部屋の隅々まで云々なんて知ったことか。吸引力があれば、角だろうがなんだろうが、吸えてしまうのだ。ボディーがでかいお陰で、パックの容量も大きく、交換の手間が少ない。確かに、持ち上げて運ぶのは重いが、ハンドルもでかいし、引きずる時にはボール状の車輪が3つついていて、どこにでも着いてくる。

それから、画期的なのが巻き取りコードの凶悪なまでのパワー。だいたい掃除機の巻き取りコードは、弱々しくしか巻き取ることができず、最後は手で押し込んだりするものだが、ミーレは違う。まず、巻き取りスイッチからして、超巨大なやつが背面についていて(電源スイッチと左右で対になっている)押すと恐ろしい勢いで巻き取る。コードが多少絡んでいてもお構いなしだ。指を挟んだら、間違いなくどうにかなる。日本の感覚だと、怖くて商品化できないレベル。

その代り、切り捨てるところは切り捨ててるので、そのあたりはトレードオフだ。嫌な人は嫌だろうなと思う点も書いておく

ということで、mieleは今年買った家電の中では、かなりOKな品物。吸引力はとにかく凄いので、ペットの抜け毛に困り果てている人にも良いだろう。上面排気は合理的な設計だし、フィルターをアップグレードすると、さらに排気をクリーンにできるらしいので、アレルギーの人にもお勧め。耐用年数は設計上20年だそうで(今時の家電では普通考えられないが、、あの丈夫な作りをみると、なんとなく行けそうな気もする)、しばらくはコレを使うことになるんだろう。

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2008年1月 2日

そして真空管アンプは壊れた

mark542.jpg 嫌な予感はしていたのかもしれない。だから、普通は買った家電品の箱はさっさと捨ててしまうのだが、このアンプだけは箱も梱包材も保管してあった。

買って2ヶ月。ふとおかしいな?と思う。左側のスピーカーが鳴ってない。スピーカーの左右を入れ替えてみると、順当に右側が鳴らなくなる。

入力をCDから、他のラインに替えるが変わらない。ヘッドフォン出力も左側が死んでる。音量を一杯にして、ノイズを聴いてみると、やはり左側は出ていない、、っていうかボリュームのつまみが、幾らでも回るのはなぜ??え??と思って回していたらとれやがった。

そんなに安くない製品(オーディオのあっち側の世界観で言えば安いが、コンポとかの世界観で言うと高い)でつまみがとれるのは精神的なショックがでかい。さっきまでぴかぴかのアンプだった物が、一気にゴミに見えてくるから不思議だ。修理に出す気力が出るまで半日かかった。

さて、Luxmanの保証規定では、まずユーザー登録カードを返送しておかないと保証書が来ない。そんなものを送っているわけはないので、まずはそこから。1週間ちょっと待って(この時点で、かなり嫌になっている)カードが送られてきたので、サービスセンタに電話してみる。コールセンタみたいなものをイメージしていたのだが、普通に会社の修理部門の代表電話みたいな感じで、お姉さんが出た。

まずは、ユーザー登録番号を、と言われるかとおもいきや、「えーと、症状と、ご連絡先を書いた紙を入れて送って下さい」とのこと。お問い合わせ番号も、incident IDも無い。なんていうか、結構手工業な感じなのか。

とっておいた箱につめこんで、横浜の本社サービスセンタに送る。小さいけど15kgぐらいあるので、配送料が高い。っていうか、一番ローエンドでこれだから、もっと高いのが壊れた人はどうするんだろう?持ち込みなんだろうか。

また、1週間ぐらいして、いかにも技術者というか職人な担当者から電話がかかってくる。左チャンネルが鳴らないという症状が、再現しないんですよ、、。とのこと。ああ、ありがちだ。お客もメーカーも一番困るパターンだ。しかも真空管だから、運搬時の衝撃でどうにでもなってしまう。

それでも感心したのは、左チャンネルの系統の真空管については予防交換をしてくれたことだ。(ごねたわけではなくて、向こうからの申し出)ボリュームのつまみは、固定用のイモネジがはずれていたらしく、回りすぎて切れたLED用の配線と一緒にさくさく直されていた。全て保証期間内無償修理。

そして、まもなくアンプは戻ってきた。

まあ、壊れるのは仕方ないし、真空管なんだから多少動作が不安定なのもご愛敬だ。(ボリュームが取れるのはどうかと思うが)大きな会社の製品ではないので、修理してもらうまでがいささか面倒(クーリエが無いとか)だが、対応自体は満足できた。

去年は、けっこう沢山の家電品を買った(入れ替えも多かった)が、やはり壊れるものはある。ダイキンの空気清浄機は異音がしてクーリエ修理になったが、イオン化用ワイアーの張り具合が甘かったことが原因で、修理というか調整されて返ってきた。張りの甘さというのは、多分、ほんの数ミリの話だが、音はけっこう凄かった。

当たり外れの問題もあるが、最近のコストダウンで品質管理はちょっと落ちてるのかなぁ、という印象もなくはない。特に、微妙に調整がいるような部分は、デジタルなサプライチェーンではすくい取りきれないのだろう。

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