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2006年2月19日

iCon

スティーブ・ジョブズ-偶像復活

そもそも、僕がコンピュータ業界で働こうと思ったのは、ジェフリーヤングが書いた「スティーブ・ジョブズ」(1989年刊)を読んだことがきっかけだった。パーソナルコンピュータの黎明期を描いた、とても良い本だった。

そして、僕は自分が思ったとおり、コンピュータ業界で働いているわけだが、ITバブルとインターネットの勃興に支えられたエキサイティングな時代は終わり、業界もかわり、一言で言うと「あまり面白くなくなった」。

その今に、もう一度原点に帰ってみるのはどうか。先頃出版された「スティーブ・ジョブズ」の続編とも言える、「スティーブ・ジョブズ-偶像復活」を読んでみた。Apple設立から、取締役会によって追放されるまでの前半を、前書を思い出しながら読み、そして、Pixer設立、Appleへの復帰、そしてiMacとiPodによる栄光の復活劇まで読み進める。

最初のスティーブ・ジョブズを読んでから15年後に、改めてたどるジョブズの軌跡だが、やはり当時とはだいぶ違う感じ方をした。そして、描かれるジョブズの人間像にも、大きな変化があったように思う。

強烈なビジョンの力を信じ、未来と運命をそれに従わせる力を持った男。そのビジョンは世界を変えると、「信者」達は信じて従ったわけだが、その浮かされたような時代は終わったように見える。しかし、円熟したジョブズのビジョンは、より広い市場へのアプローチを可能にし、iPodやIntel Macといった、新しい地平を拓いている。

この本の読みどころは、あるいは、後書きの部分かもしれない。印象的だったフレーズを二つ。

あるインタビューで、

コンピュータとテクノロジーについては、「これで世界が変わるわけじゃない。変わらないんだ」 (中略)「わるいけど、それが事実なんだ。(中略)人は、生まれ、ほんの一瞬生き、そして死ぬんだ。ずっとそうだ。これは、技術じゃ、ほとんどまったくと言っていいほど変えられないことだ」

誰あろう、スティーブ・ジョブズの言葉だ。あの、1984のCMフィルムをつくらせた、ジョブズの。

もう一つ、スタンフォード大学の卒業式で

毎朝、「今日が人生最後の日だとしても、今日、する予定のことをしたいと思うか」と自問する

という話。ジョブズにとっての、あらゆることのプライオリティーが変わったのかもしれない。これほどの男が、15年の間にこんなにも変わるのかと思う。とは言っても、同じ祝辞の中で、こうも言っている

「ハングリーであれ。分別くさくなるな」

そこには、革新者としてのジョブズが健在だ。


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2006年2月17日

ATOK2006

冷やし中華が始まると(別に終わっていないという説もあるが)食べずにはおれないように、ATOKがバージョンアップすると、バージョンアップせざるおえない。ということで、ATOK今年モデル(年に一度バージョンアップしているみたいなので、そう呼んでもいいだろう)がリリースされ、AAA優待でバージョンアップした。ダウンロード版で4,725円、これを高いと思うか安いと思うか。考え方によっては、一日中使うといっても良いソフトだから、まあ、こんなものかな。MSのIMEでも気にしない人には、とんでもなく高いのかもしれない。

前回のバージョンアップではうまくいかなかったスタイルの引き継ぎも、なんとなくうまくいって、重くなった感じもなくまずは自然。webを見ると、変更点が色々書いてあるけれど、IMEという完成された領域で、よくも毎年なんとか新機能や改良を行えるものだと感心はする。そういえば、このバージョンから64bit化されたそうで、これで x86-64 editionのWindowsでATOKが使えるようになった。あまり目玉としては書いていないのだが、16bit用のFEPとして20年前に生まれたATOKが64bitになったというのは、ちょっと凄いことだと思う。

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2006年2月 8日

Zeiss Ikon (Black) が来た。

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CONTAX販売完了以来、もうフィルムカメラを買うことはないだろうと思っていたのではあったが、また買ってしまった。しかも、時代に逆行するMF一眼レフから、さらに退行して手動巻のMFレンジファインダー。

とか書いてみたが、実は買えない、売ってないという噂のzeiss ikon blackを入手できてかなり嬉しい。予約したのが一月の頭で、待つこと一ヶ月、思ったよりも早くやってきた。フィルムカメラからの撤退を表明するメーカーが増える昨今、デジカメでも、オートフォーカスでもない、アナクロカメラのzeiss ikonは生産が追いつかない状況なのである。(いったいどれぐらいの生産能力があるのか知らないけれど)こういったものが欲しいという層は確かに居るようだ。
以下、zeiss ikonのユーザーレビューはまだあまり無いみたいなので、少し細かく書いていく。興味の無い人には、つらいと思いますけど、、。

買ったのはzeiss ikonのブラックペイント(シルバーもペイントなのだそうだが)、biogon T* 28/2.8に、レンズシェードと、UVフィルタ。これに、zeiss純正のレンズクリーニングキットをおまけで付けてくれた。普通に定価売りのところもあるが、横浜某所では「おおっ!」という値引きをしていただいた。なんかマニアックで怖そうな店構え(失礼!)だったのだが、値段もサービスも文句なし、感謝。
で、まだ撮影もなにも出来ていないので、(デジカメなら即レビューなんでしょうけど、そのアナクロ感が良いでしょ)写真以外の感想を書いておく。
まず箱。宝石箱みたいな豪華なパッケージに入っていたT2は遙か昔、化粧箱に発泡スチロールで、ごくごく簡素な普通のパッケージング。パッケージは白地に、zeissのロゴが入ったもので、すっきりしている。本体にもレンズにも直筆の検査証が入ってきたのは感心した。

本体。シルバーに比べて、引き締まって一回り小さく感じる。自分の好みでは、やっぱり黒。実機を見ないで予約したが、やはり正解だった。表面はマット仕上げではなくて、少しグロス気味。いろいろなところで言われている、塗装のムラはあまり気にならない、というか何で文句が出るのかよく分からない。別に塗装で写真を撮る訳じゃないしね。ボディを手に持った感触はかなりしっかりしている。僕はこのサイズのカメラを使うのは初めてだが、「撮る」という動作においては、大きからず小さからずの丁度良い大きさのように思う。(それが、あえて、レンジファインダーを追加で買った理由でもある)あと、ボディ上の文字類は印刷じゃなくてちゃんと刻印+塗装。
次に撮影に関する部分。ファインダーはとても明るく文句無い。レンズが28mmだと、アイポイントがかなり低くなるが、それは一眼レフと比べるからだろう。(レンジファインダーって、そういう事は気にしないのかな)シャッター音、感触は思った以上に良い。価格を考えると、ここは良くできている、という印象だ。ISO設定、シャッター速度設定、AE設定、露出補正のインターフェイスは直感的に1つのダイアルにまとめられていてBESSAと同じ。EV±2の範囲でAEの目盛が切ってあり、それ以外がマニュアル設定のシャッター速度になっている。
結論として、ボディの定価153,000をどう考えるかだが、個人的には十分リーズナブルな価格設定だと思う。見た目、ライカのような威圧感はなく、かといって、没個性でもない、主張のあるデザインだ。機能性は現代的であり、飾りではなくて道具として使える。

レンズ。これはまだ撮っていないので、なんとも評価しようがない。biogon T* 28/2.8は標準のファインダーで使えて、大きさのバランスも本体と丁度良い。付けた感じは、一番見栄えがするレンズかもしれない。レンズシェードを付けると結構インパクトが出てしまうので、個人的にはあまり付けたくないか。(買ったのにね)なお、スペックシートに出ていなかったような気がするが、絞り羽は10枚となっている。

最後に、匂い。(なんだそれ)明らかに、CONTAXと違う匂いがします。zeissだけど、CONTAXとは違うカメラなんだなぁ、という気になります。

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2006年2月 5日

ハートで感じる英文法

ネイティブスピーカーの英文法絶対基礎力
今まで幾多の英語勉強本に騙されてきたが、ついに見つけた。こういう風に教わるべきだったんだな、と思った本。

単語力はなんとなくついて、対訳していけばなんとなく意味は分かるようになっても、なんというか、どんな感情とか感覚があるのかが全然掴めなかった英語。日本語と違って、全然生き生きしてない。そんなモヤモヤ感を打ち壊してくれたのがこの本。

冒頭、「英語は並べて意味を作る言語。日本語の語尾変化に相当するのが、並べ方なんだ」という、とてもシンプルで、しかし、誰も教えてくれなかった原則にまずノックアウト。なるほどね。続いて、「be動詞に意味はない」と来る。え、、今まで習ったのはなんだったんでしょ、、。

この本は、ある状況や、感情や、意志が、ネイティブの中でどのように英語として変換されるのか。あるいは、英語によって表された文章から、ネイティブがどんなイメージを受け取るのか。その過程を理解し、身につけることに徹底的にフォーカスしている。

もともと、NHKでやっていた「ハートで感じる英文法」という番組をRD-X5がたまたま見ていて、それがかなり画期的な番組だったので、その講師の著書を買ってみたのだが、これ、僕にはとても合う。

その無味乾燥に見える英文に、どんなイメージが表現されているのか。それを知ると、英語の勉強が楽しくなってくるから不思議。

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テレビは貧者の王様

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僕は平日はほとんどテレビを付けない。地上波はもっと見ない。いくつかの番組は(特攻野郎Aチームとか、、)、RD-X5が勝手に見ておいてくれるので、週末に気が向いたら見るし、撮るだけ撮って削除してしまうこともある。何で見ないか?というとそこにはもう面白いものはあまりないし、新しいものも無いからだ。テレビは、もう先端じゃないのだ。

テレビの現状、ということについて、最近読んだ大橋巨泉のインタビューが面白かった。最近の視聴率低迷、テレビ離れという状況を評して、「勝ち組とか金持ちとかインテリがテレビを見なくなっただけ」で、「テレビは今に「貧困層の王様」になるはず」だと彼は言う。

業界の人間は、皆分かっていても、怖くて言えなかった真実だと思う。実際、今の日本の地上波テレビというのは、最も安価で安易な娯楽である。テレビは貧者のベビーシッターであり、老人介護マシンであり、話し相手だ。作り手の「志」、あるいは、視聴者の「民度」による番組品質の向上あるいは低下という議論は別にして、テレビの主要な収入源である広告、それを支えるスポンサー、その商品を買う視聴者、という図式で考えると、視聴者が貧困層中心になるということは、そこから期待される購買力は下がり、結果として広告料は下がり、制作費は下がり、番組の程度は落ちる、ということが容易に想像される。

テレビの歴史は、金持ちしか買えない憧れのテレビ→皆が見るメディアの王様としてのテレビ→低所得者層の安価な娯楽としてのテレビ、という変遷をたどる。テレビは今や最後のステップに入りつつあり、メディアの王様でもなんでもない、one ofのメディアでしかない。歴史の流れは止まらないのであって、「底流」のための娯楽として、更に程度を落としていくことは間違いないのだろう。

日経ビジネス EXPRESS : 【大橋巨泉氏】
http://nb.nikkeibp.co.jp/free/tvwars/interview/20060127005218.shtml


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さようならhotmail

最近フリーのメールは、ほとんどgmailしか使っていなくて(だって、使い勝手も容量もこっちの方が上)、hotmailのアカウントのことを全然忘れていた。で、思い出してログインしてみたら、アカウントが一時無効にされていて、それはともかくメールデータは全部消されていたよ。いや、、それって。

ソフトウェアのユーザー登録とかをhotmailのアカウントにしていた時期があって、その移行をどうしようかなとか、かすかに気にしていたのだが、もうどうでも良くなった。さようならhotmail!

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2006年2月 4日

里谷モデル

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というわけで、今回はボードではなくて、スキー。いや、スキーはいいなぁ。ボードも頑張ろうとか、ボードもすてたもんじゃないよな、とか、ボーダーの気持ちも理解するべきだよねとか、いろいろ理屈をつけてここ数年ボードをやってみたけど、、。やっぱりスキーって楽しい。

とはいっても、道具は全然買い換えてないので、何世代前だか分からないLANGEのふるいやつ(プラスチックが怪しくなってる)と、友達からもらったストック。ウエアはボードのやつ。ゴーグルはスポンジが腐ってて使用不可能だった。

板は、別のことで有名になってた気がするSALOMONの里谷多英モデル(の正確に言うと1つ下)。デザインが気に入っているのだけれど、今時こういうの履いてる人は見ないが。それにしても、社会的責任とか、いろいろあるんだろうけど、やっぱり日本人でオリンピック金メダルは凄いと思う。頑張って欲しい。

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